戦争に翻弄（ほんろう）された当事者の数が年々減り続ける中で、いかに記憶を継承していくか。今回は、捕虜に不当な扱いをしたなどとして裁かれた韓国・朝鮮人BC級戦犯の救済に取り組んできた同進会の朴来洪（パクネホン）会長（69）と、支援団体「同進会を応援する ...

戦時下のハンセン病患者の被害を知ってもらおうと、東村山市の国立ハンセン病資料館が「戦後80年―戦争とハンセン病」を開催している。資料館学芸員の吉國元さんは「戦力として『不要な身体』とされた患者の被害を見てもらい、病や障害を理由とした差別が繰り返されな ...

町田市の多摩美術大1年だった井出真代（まよ）さん（失踪時18歳）が1999年に行方不明になってから26年となった13日、井出さんの両親や町田署員ら約20人が最後に姿が確認された場所に近いJR成瀬駅（町田市）前で情報提供を呼びかけた。

厚生労働省が生活保護費を最大10％減額した措置を巡り、処分取り消しを命じた最高裁判決から1カ月がたった。厚労省は、ようやく判決を受けた対応を検討する専門家による会議体を設置し、議論をスタートさせる。しかし、国の早急な謝罪と適正な生活保護基準との差額の ...

今年の防衛白書は、中国の軍事的威圧やグレーゾーン事態への警戒と並び、「ハイブリッド戦争」への対応強化を強く打ち出した。ハイブリッド戦とは、軍事を用いた正規戦と、軍事に限定されない非正規戦を組み合わせた現代戦を意味する。

新潮社は2018年にも人権軽視の寄稿を掲載したことがある。当時、自民党衆院議員だった杉田水脈氏が月刊誌「新潮45」で、性的少数者のカップルは「生産性がない」と主張した。社会問題となり、雑誌は休刊に追い込まれた。

武器輸出が、なし崩しに拡大されることを懸念する。戦後日本が掲げてきた平和主義の理念が損なわれかねない。 　オーストラリア政府が、海軍の新型艦に海上自衛隊の「もがみ型」護衛艦の改良型を採用すると発表した。日豪が共同で開発・生産するという。

「国債が増大すればするほど戦争に勝つ可能性が多い。国債を余計出せない状態、兵器爆弾の調弁が余計できない状態は敗戦の傾向の状態である」。戦時下の1944年、当時の賀屋興宣（かや・おきのり）蔵相が国会で強調した。軍事費は国家予算の85％を占め、借金頼みに ...

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財務省と経済産業省は13日、韓国と中国から輸入している鋼材の反ダンピング（不当廉売）調査を開始すると発表した。日本製鉄や神戸製鋼所など国内大手4社から、損害を被っているとして調査を実施するよう4月に申請があった。

日銀が13日発表した7月の国内企業物価指数（2020年平均＝100、速報）は前年同月比2・6％上昇の126・6だった。高水準が続くコメ価格など農林水産物の伸びが指数を押し上げたが、政府によるガソリン代への補助の効果などで伸び率は6月の2・9％から0・ ...

ポジティブに優勝を ...